8/30(日)。多分6年振りくらいのピロウズライブを新宿リキッドに見に行きました。
1週間程前から、すっごくすっごく楽しみで楽しみで待ち遠しかったライブ。
いざ、ライブが始まったら泣いてしまうんじゃないかなぁ・・・なんても思ってたんだぁ~
ただ、気がかりがあったのは事実。それは僕が最高に好きだった頃の「音」ではないのでは・・・?という不安。
僕はデビューの頃からピロの事が好きなのね、でもPleaseMr~あたりから少しずつ僕の好きだった頃の音とはちょっと変わってきたと思っていて。でもね、でも大好きなんだよ。
そしてライブが始まった。
僕の心の準備も万端!よーし!ピロ!かかってこーい!
そして1曲目~!!今回のマキシにもある「Nightmare」。
僕の中で何かが狂ってしまった。。。。。あれれ?冷静に戻る自分。
その後、「ONE LIFE」,「Like a Lovesong」,「NO SELF~」、「Wonderful Sight」等々8曲くらい(かな?)を演奏。
何か違う?
僕の視線の先に見えるのは確かに大好きなピロウズ。
だけど、あまり感動しなかった。
久しぶりのライブというせいか、はたまたピロウズの進歩に僕がついていけてないのか・・・
今回のライブの中ででも一番良かったのは「ハイブレッド・レインボウ」だった。
さわお君の「魂の叫び」のようなボーカル、Peeちゃんの体全体からあふれ出る感動のギター、それらを包み込むようなシンちゃんのドラム。これはこの日一番良かった。
確かに「バンドの音」が変わるのは珍しい事では無いと思います。
初期の頃が好きな自分も未だに満足しているし、最近のピロの音は、今の曲調を考えると合っているとも思います。
先日、新宿タワーレコードのインストアライブで「KENZI&THE TRIPS」を見ました。
KENZIもピロ以上に久しぶり。僕が最初に見たロックバンドとうか当時パンクバンドとして活動してたんだけど、それがKENZI。
ライブが始まった。最初にみた頃のKENZIと僕が思うに全くと言っていいほど変わってない。
本当に最高のライブ!本当に目に涙が溜まってきた。
自然に体が動き、自然に声が出る。みんながKENZIの世界に誘われていく。
昔のピロの場合もそうだった。スローテンポ、ミディアムテンポの曲は特に。
みんながその世界に誘われゆーっくりと包み込まれるような・・・
最近はアップテンポというか、ちょっと音的にハードな曲が増えてきたような・・・
今回のマキシ。正直言ってそんなに・・・
「Wonderful Sight」のさわお君のVOも、「Nightmare」のPeeちゃんのギターも。
本当こんな事書いたらたくさんの苦情が来そうだね。
今のピロを完璧に非難する気持ちはないんだよ。本当に。
ただちょっと自分の中で、どうしても「音」が好きだった頃と比較してしまう、いつまでも昔を引きずっているだけかもしれない・・・
それがまだ整理つかないだけだと思います。
最後に、最後のわがままとして言わせてね。
僕が最高に好きだったのは「気にしてないよ」、「僕らのハレー彗星」、「モノクローム・ラバーズ」、、そして!「ガールフレンド」。
「COOL SPICE」のCDをコンポに入れる。そして「再生」。ランランララ~♪だよー!完璧!最高~!
「気にしてないよ」のPeeちゃんのギター、、クリアーなギターです。他のギタリストでは見たことのないリフ。
耳からスーッと入ってきて、胸の中でパーッっと広がっていくような心地よさ。
そんな他のバンドには絶対ないピロウズだったような気がします。それは今でも思っています。
僕の昔のピロの思い入れが強すぎるんだと思います。
もし、もし最近ピロを好きになったとしていたら、今のピロもすっごく好きになっていると思います。
だって、これだけ言いたい事書いてしまった今でも、次のライブに行きたいのですから。
そして、これからもずっとずっとピロウズを応援していきたい気持ちでいっぱいなのも真実です。
この文章をみて、ピロウズを知らない方、誤解しないで下さいね。
本当に素敵なバンドなんです。ファンのみんなと一体になって、みんなで楽しもう~!!っていうのがすごい伝わってくる素晴らしいバンドなんです。
今回この文章を書いた僕は昔を引きずった男の独り言だと思って聞き流してくれていいです。
それでもピロウズが好き。いつまでも。ずっと。